ウレタンのプロに聞いてみた vol.04「理想の眠りを叶える温度、約33℃」

2019年12月19日 | ウレタンのプロに聞いてみた!

今回、ウレタンのプロであり、マットレスも60年以上製造経験のあるアキレスの専門家に聞くのは、「寝床内環境」について。

眠りと温度の密接した関係、そしてサーモフェーズの温度調節の秘密を教えていただきます。

健康で快適な睡眠を叶えるためにとても重要とされている「寝床内環境」。

あまり耳慣れない言葉ですが、それは私たちが寝た時に掛け布団と敷布団で囲まれる空間のことをそう呼びます。

よりよい睡眠を実現させるためには、寝床内環境を快適な温度と湿度に保つ必要があります。

眠りで大切なポイントとなる温度とは、部屋の温度ではなく、寝床内環境の温度。

最初は室温と同じ温度くらいですが、人が布団に入ると、身体から発する温熱により布団が温められ、急上昇。やがて、布団が暖められ、人体の皮膚表面から発散される熱量と、ふとんから放出される熱量のバランスが保たれ、寝床内温度が一定になります。その一定の温度で理想とされるのが、睡眠の質的低下がみられない、睡眠中の身体にとって一番快適とされている温度が約33℃(※1)なのです。

フレアベル サーモフェーズシリーズの商品は、温度をみずからコントロールしてくれる、サーモフェーズ®のPCM(※2)マイクロカプセルを搭載。温度が低い時には熱を吸収し、高い時には熱を放散する独自の温度調節機能で吸熱や放熱を行い、温度変化を緩やかにしてくれます。しかもPCMマイクロカプセルの量は、一般的なPCM生地の3倍以上。つまり、それだけ温度調節機能の効果が高いといえます。

(※1)厚生労働省が平成26年に発表した 「健康づくりのための睡眠指針2014」によると、「寝床内で身体近傍の温度が33℃前後になっていれば、 睡眠の質的低下はみられない」と示されています。

(※2)PCMとは「Phase Change Material」の略語で、相転移材料のことをいいます。外部の熱の作用により、個体⇔液体間の可逆的な相変化(相転移)を繰り返し、個体状態のものが融解する際に熱を吸収し、液体状態のものが凝固する際、吸収した熱を放出します。

長い睡眠時間を担保できない現代社会において、睡眠の質を上げることはとても重要なポイントとなります。最近では、寝具は元より『眠りの質を上げる』と謳われた飲料品が発売されるなど、今、世の中的にも眠りの質の向上に注目が集まっています。

夏は涼しく、冬は温かく過ごせて、身体が一番喜ぶ温度へ自動調節してくれるフレアベル サーモフェーズ シリーズ。

より良い眠りのために今すぐチェックしてみてくださいね。

https://www.achilles-freabell.jp/about/sleepy_temperature.php

https://www.achilles-freabell.jp/lineup/